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寿司を食べる順番

第四回は、お寿司を食べる順番について。
お寿司屋さんってなんとなく敷居が高くて、いろいろマナーや作法があると思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そのなかでも一番気になっているのは、
お寿司を食べる順番なんてのがあって、変な順番で頼んだら恥ずかしい・・・
なんて気にしてる方もいらっしゃるのでは?
お寿司は本来、気軽な食べ物。堅苦しいことなんて考えず、寿司が食べたい!と思ったら気軽に行けるよう、今回はお寿司を食べる順番についてご説明いたします。

◎一般的には
一般的には、淡白な材料からゆでたもの、味の強いもの、巻き寿司の順番で食べるほうが良いとされています。
というのも、最初に脂ののった味の強いものを食べてしまうと、口の中に脂が残り、舌の感覚がどうしても鈍ってしまうからです。

タイやひらめなどの白身の魚から始まり、トロ、うになどの味の濃いものは後で、
また味の濃いものを食べた後は、ガリをつまんだり、お茶を飲んで口の中を整えておくと
寿司の風味を楽しむことができます。
そして、最後は巻き寿司でさっぱり仕上げます。
というのが、一般的にいわれている寿司の食べる順番です。

これをもとに、しいて食べる順番を具体的に上げるなら・・・。
白身 ⇒ トロ ⇒ 光り物 ⇒ イカ ⇒ 玉子 ⇒ 貝類 ⇒ 海老 ⇒ 穴子 ⇒ かっぱ巻
というのはいかがでしょうか?

◎好きな順番で!
ただ、お寿司は本来、気軽な食べ物。
堅苦しいルールなんてありません。もちろん食べる順番なんて、人それぞれ、自由に食べたいものを食べるというのが一番いいと思います。

様々な寿司を楽しみたいのなら、寿司を一つ食べて、付け出しの生姜を一口食べれば、口内がさっぱりして個々の魚の持ち味を吟味できます。

また、カウンターに座った場合などは、お任せで出してもらうのもいいかもしれませんね。

お寿司、といって堅苦しく考える必要はまったくありません。
気軽にお寿司を楽しんで味わって下さい。